海外ボランティアのメリット&デメリットからおすすめのボランティアまで紹介
海外ボランティアとは
皆さんは海外ボランティアに興味がありますか?
海外ボランティアとは『国際協力している団体や海外の支援地でボランティア活動を行うこと』です。
通常の国内でのボランティアと違って海外に赴いて行うものが多く、初心者にはハードルが高いかもしれません。
本記事ではそんな海外ボランティアについて、参加するメリットデメリットからおすすめの海外ボランティアについて紹介していきます。
興味がある方は是非最後までご覧になってください。
海外ボランティアのメリット&デメリット
はじめに、海外ボランティアのメリット&デメリットについて紹介します。
メリット
視野が広がる
日本に住んでいて、海外に頻繁に行く機会がある方は少ないでしょう。そのため普段生活していると、どうしても考えや価値観が日本特有のものになりがちです。
しかし、海外ボランティアで海外の行ったことがない地域や人々に触れ合うことによって、普段とは違う刺激を味わったり、新たな価値観を発見する機会となります。
日本の良い部分を再発見できる
海外ボランティアでは海外の恵まれない地域や人々のサポートをすることが多いです。
そこで、普段日本に住んでいたら感じることのない格差や貧困を目の当たりにするかもしれません。
こういった海外の現実を見ることによって、これまで意識していなかった『日本の良さ』を再確認できるメリットがあります。
実際に海外ボランティアに行った方には『日本にいたときは日本の嫌な所や不満がたくさんあって、何事にも挑戦せずにいたが、海外ボランティアを通して日本がいかに恵まれているかを再認識したおかげで色々とチャレンジできるようになった』という声がありました。
疑似的な留学経験ができる
海外ボランティアは留学のように学校で学ぶ機会は少ないですが、実際に海外に赴いて現地の人たちと交流し生活することで、疑似的な留学経験ができるといったメリットがあります。
留学に興味がある方や留学前に経験を積んでおきたい方にとっては良い機会になることでしょう。
デメリット
危険にさらされる可能性がある
特に海外の恵まれない地域に赴く際は、日本ではあまりない危険な場面に遭遇する可能性があります。
他にも海外は日本に比べて盗難などの危険性が高いため、日本にいる場合に比べて注意して生活する必要があります。
事前にある程度の語学力が必要
海外ボランティアでは現地の人と最低限コミュニケーションをとらなくてはなりません。
そのため、募集要項に『英語に自信がなくても大丈夫!』などと書かれていても、実際には話せずに苦労する場面は少なくありません。
語学力向上のために参加する方や既にある程度話せる方は良いですが、全く語学が出来ないという方の場合はストレスを感じることが多いかもしれません。
費用が高い可能性がある
海外ボランティアでは渡航費や現地での生活費などが自費の場合があります。その場合、ある程度の資金がないと参加することが出来ません。赴く場所によってはかなり高額になる場合もあるので、事前に予算との相談が必要となります。
おすすめの海外ボランティアを紹介
ここからはおすすめの海外ボランティアについて紹介します。海外ボランティアにはどういった内容のものがあるのか、是非参考にしてみてください。
オーストラリアでの日本語ボランティア
こちらのボランティアではオーストラリアの中学や高校で日本語を指導するボランティアです。CECが展開するこちらの海外ボランティアは1992年に開始し、現在まで海外ボランティアとして人気を誇っています。ホストファミリーは現地コーディネーターや受入学校が提供してくれるため安心です。これまでに参加してきた方の意見では、日本語や日本文化に興味のあるファミリーが多く安心してコミュニケーションをとることが出来たそうです。ボランティア中は学校での日本語の授業が1日に5コマほどあり、授業が終了次第帰宅するといった生活リズムとなります。2023年は
第一学期 1月27日-4月6日
第二学期 4月24日-6月30日
第三学期 7月17日-9月22日
第四学期 10月9日-12月19日
といった日程なので、参加する日程の前には募集する必要があります。参加の流れとしては
①個人面談のあと申し込み
②申込後の書類作成、ビザ取得
③出発と現地での事前研修
となります。
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カリフォルニア州で生活困窮者の方々のサポートボランティア
こちらのボランティアはカリフォルニア州オレンジカウンティで
・生活困窮者の人達に食事を提供する活動
・地元の学校で子供たちに持続可能な農業についての教育
・ホームレスや食料の確保が困難な方たちへ食物を無料で提供する活動を行っている施設でのファーム活動
・行き場のない女性たちを支援する施設での活動
などを行います。ボランティア中の滞在先はホームステイで、食事は朝・夕食+昼食つきです。活動は平日の4-6時間程度で、週末は自由行動なので現地での生活も楽しむことが出来ます。
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フィリピンで貧困問題の解決に取り組むボランティア
こちらのボランティアはフィリピンのセブ島で、海上スラム、墓地スラム、ゴミ山、山村集落等に住む子供たちやストリートチルドレンの教育・食育活動などに取り組みます。日本では見ることのないスラムの現状を見ることになるため国際開発、貧困問題、福祉、保育、SDGsなどに興味がある方におすすめです。具体的には
・墓地スラムに住む家族を訪問し食事提供
・市内から山村に強制的に移住させられた山村集落訪問し、現地学生との交流活動
・先住民族の人たちが住む海の上に建つスラムへの訪問し、貧困や差別の情況をヒアリング
・ストリートチルドレンの子供たちとの交流活動
などに取り組みます。ボランティア中は安全で快適に過ごせるように、セブ市内のホテルが滞在先となります。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
海外ボランティアは参加までのハードルが高く感じる方が多いかもしれません。
しかし、参加し海外の貧困の現状などを目の当たりにしボランティア活動をすることで、新たな価値観が芽生えたり日本の良さを再認識することが出来ます。
もしも海外の貧困やSDGsに興味があるという方は、是非海外ボランティアへの参加を検討してみてはいかがでしょうか?
本記事が皆様の参考になれば幸いです。