宝仙学園中学・高等学校様へのインタビュー

学校プロフィール

学校名:宝仙学園中学・高等学校
所在地:〒164-0011 東京都中野区中央2-28-3
U R L:https://www.hosen.ed.jp/

セブ研修を導入した理由

今回のコロナで「どうしたら 研修を始められるかな」ってところでいち早く始めたかったんですね。これは個人的な話ですけど自分が海外に行きたいとうずうずするわけですよちょっと(笑)その時、当然生徒も行きたいと言う思いがあって、、、海外研修を検討するようになりました。

検討する上で「距離的に近い」「費用がお得」というところが一つの目安になりました。

また、そもそも私が「セブに行ったことがない」という好奇心的なきっかけもありました。その際にタイミング良くCURIOUS WORLDからご連絡を下さったというところもあります。

あと、そもそも本校ではオンラインを使ったフィリピンの先生によるオンライン英会話を入れてる事もありました。

CURIOUS WORLD ACADEMYに決めた理由

まず1つは「新しくできた日本人向けの語学学校である」という事。日本の生徒たちに合わせた学校づくりをしているという話を頂きました。そういうところの安心感がコロナ明けで生徒を連れて行くのに良いなというところはありました。

あとはCURIOUS WORLDと言う会社のネーミングも 好きなんですよ(笑)そういったちょっとしたこともあるかもしれないです。

矢内(CURIOUS WORLDの営業スタッフ)さんと話した時に私達宝仙学園と私が持っているイメージのものをCURIOUS WORLDと一緒に作ることができるんじゃないかなという事も感じました。忌憚なく言いますと、いわゆる大手の会社さんとは違う「パッケージングじゃない」ところはすごく魅力的であると感じました。

海外研修をする上での「マッチング」っていうのはすごく大事だと思います。一緒に研修を行うスタッフの方といろいろ話してる中ですごく魅力を感じたという事もあります。

費用面もあります。費用面に関しても「精一杯対応いただいたんだな」と思っていますので非常にありがたいなと感じました。

また、宝仙学園では生徒に「そもそもいろんなものにチャレンジしよう」と言ってる手前、私たちも様々な事にチャレンジ出来る環境があります。

うちの研修は女の子の人気が高いんですよ。その為、安全、セキュリティとか食事とかそういった所がすごく重要になってきます。そういった所も事前にお話をいただきましたので安心してお願いできました。

保護者の皆様も説明会の際に、不満等がありませんでした。少なくとも私が見てる限りすごく企業として努力を感じました。

なので「今回は是非」ということで一緒に研修をやりました。

研修にはどの様な生徒様が参加されているか?

今回の募集としては中学3年以上に限定して募集をいたしました。その中で今回は合計10名の生徒が参加しました。英語力はバラバラです。

参加者として面白かったのが「英語嫌いです。だから行くんです。」みたいな生徒とか、「海外が初めて」っていう生徒が3人くらいいて、、、「それでここを選ぶんだ」ってなかなかね、いないじゃないですか。

また、今回の企画では「遊びがほぼない」っていう研修を自分から選んでる子たちなので「ともかく何か変わりたい」と生徒が思ってて、あとはまだ火がついてないけどそれを「ポン」ってできるきっかけの研修になるんじゃないかなというところ。

私の個人的な感覚では、わざわざ 夏休みじゃなくて春休みで短い期間に来るので 気合が入ってる子達っていうのは感じます。本校の研修の理念としては「本人が行きたい」なら預かりますけど「親がいけ」って くる子はあんまり望めませんと言っているのでその中で来た10名なので すごく楽しみにしてきました。

 私の 想定を超える幅広さだったなと思っています。

セブに来てみて思ったことは?

まず忌憚なく言うと「 久々に海外に来たな」です(笑)そういった所を久々に感じることができたなーっていうところはあります。やっぱり「教師である 自分も勉強なんだな」って思いました。

語学的なものを言うと、例えばスーパーのスタッフ さんや色々な所で英語を試す場があるのが大きい。これがやっぱりすごくいい。「どんな英語でも英語なんだ」と感じることが出来る。こういう「様々な場面でのやり取り感」っていうのは すごく私にとってはすごく大事でした。

これをやっぱ「自分が海外に行かずして英語を話して良いのか」ってすごく日々思うので、私はすごく勉強になっているなって思って自分もちょっと初心に帰ることができました。

子供たちの様子ですが、言語化は難しいですがだいぶ垢抜けたと思います。

子供って最初は英語学習をやっていくと「日本にいる時の自分じゃない自分」で英語って始まることが多いのかなと思ってて、違う言語を使うことで「キャラ変」って言うんですけど、「それも自分だよね」ってことを知ったりして「本当の自分が何だろうな」ってことを子供たちが少し考えるきっかけになるような気がします。

今日も卒業式の写真撮影を自分からするように日本だとなかなかやらないんですよ。これが大きくなってどう生きるか分かりませんけれども、すごくセブに来てこれは私の好きな変化だなって思っています。

あともう一つは「他校さんが来てる」というところ。うちの生徒もそこから何かを感じ取ることが出来ました。「私たちだけがなんかしに来たわけじゃない」「いろんな人が英語を勉強している」と彼らが感じているみたいです。

なので、本当はもうちょっと研修を長くしても良かったかなと思ってます。

セブ島研修を通じて生徒に期待する事

英語は言わずもがなかなと思ってますただ、たかが何時間いたからってペラペラにはならないのでそこはあんまり期待はしてません。期待したいものは、生徒には自信持ってほしいなと思ってます。 多分、日本に帰るとまたうまくいかないんですよ(笑)

でもその時に「物事をどうやって見るか」っていう勉強なので、今回のセブ研修では非常に期待したいなっていうところがあります。 研修を振り返って みんなに「頑張ったよね」って言えるものがあれば絶対良いと思うんですね。

少なくとも 毎晩やる振り返りミーティングの中では彼らはすごい効果が出ていると感じてます。

例えば、日本の学習で既に習って来た内容を、改めて英語で聞くと「そっか」と感じたり。同じことを違うように聞くだけでもすごく効果が上がっていると感じてます。生徒一人一人に明らかに何かが残っているのかは感じます

あと期待するものは「英語じゃないところも期待したい」と思います。

今回は参加生徒の約3分の1が初めて日本から出る生徒です。相対的にも絶対的にも比較をする事があると思いますが、まずは相対的に二国間の違いをまず感じてほしいですね。

その効果として「じゃあ次はどんなところがあるのかな」とその国を掘り下げてもいいし、いや違う国に目を向けても良いと思います。

今後の展開

研修の位置付けだと思うんですね。今回の位置付けとしては「完全に英語をバシッと鍛えたい」

本校ではセブ島研修以外に欧米圏の研修も実施してます。午前中に英語を学習して午後はアクティビティ等の研修があります。今回のセブ島研修の場合、午前も午後もしっかりと英語を学習するというニッチな位置づけの研修です。

少なくとも スピーキングとリスニングにすごくこだわりを持ってる子たちに 提供できる

完全に別の研修とは棲み分けが出来る訳です。今後もそこがうまくマッチングしていくんじゃないかなというふうに思ってます。

別の位置付けとしては「プレゼン」です。本校は実はそもそも自分の意見を言うっていうことをすごく大事にしています。研修で習ったことを人前でプレゼンテーションを行い、かつ質疑応答等でインタラクティブなやり取りをする。

「なぜこの研修じゃなきゃいけないのじゃ」というのを学内では必ず求められるので私は明確な回答を持ってます。「 プレゼン」です。

最後に一言

今回の研修を振り返ってみますと、非常に子どもたちが充実してるのを感じます

他校様もこの動画を見るでしょうから治安面、安全面について話すと私も正直なところ初めてセブに来てますから忌憚なく観察しました。本当に安心しました。

例えばセキュリティの方がちゃんとしてて内側もいれば外側もいるとか。食事も気にすることないです。

あと「大人が変わらなければいないんじゃないの?」とも思います。

その国をどう思ってるかというのは行ってみないかわからないわけだから、そういうことをどう変えていくかっていうのは教育だと 思っています。

不安ではなく「これを生徒に見せたい」とか「自分たちと近いところのアジア」っていう視点はすごく大事だと思っているので実際に来てみてご判断したらいいんじゃないですかというところはあります。

また、お礼も込めてですが大学生等のインターンスタッフの方が非常に立派でした。

最後にインターンの方に「ありがとうございます」と言った時に失礼ながらちょっといろいろ話をさせて貰いました。

そしたら就職先がアメリカの企業に勤めるんだとか言ってたんですよ。それは普通はやらないんですよ。

日本の大学生が普通に考えて普通にインターンでフィリピン行ってちょっと3 ヶ月働いて、アメリカの企業に勤めるとか普通思わないじゃないですか。こういったチラシやウェブサイトに出ない所をもっと売りにした方が良いと思います。

CURIOUS WORLDのスタッフと生徒が話していると彼らがキラキラした目で聞いてるんですよね(笑)何人か真面目にすごいメモとってそこを結構売りに出来んじゃないかなと思いました。

英語学習だけではなくそういった所も生徒に対してすごくいいきっかけを与えられますよ。

對馬先生、貴重なインタビューをさせて頂きありがとうございました!