【セブ島留学の体験談】近畿大学附属高校3年生・生徒様へのインタビュー/教育機関向け

株式会社CURIOUS WORLD(本社:愛知県名古屋市)は、同社が運営するセブ島の語学学校(南フィリピン大学付設語学学校)にて近畿大学附属高校の生徒を対象に3週間の語学留学を実施しました。本記事では、こちらの留学プログラムに参加して頂いた谷川さんへのインタビューをまとめています。

セブ島に留学を決めた理由やきっかけ

対象の生徒さんに数ある留学先から、あえてフィリピンのセブ島を選んだ理由につい尋ねると、以下のような理由が挙げられました。

  • ・高校を卒業してから大学に入学するまでの期間が空くため、何かできることを探していた
  • ・ご両親の都合で一時期アメリカに行っていたことがあり、昔から留学に興味があった
  • ・日本と文化の違い大きく、住む機会が少ない場所に行ってみたかった
  • ・アメリカやイギリスなど、他の留学先に比べて圧倒的にフィリピン留学の費用が安かった

特に、フィリピン留学の学費が安いことと、生徒さんが他の先進国と比べて語学以外での学びが大きいと感じている点が、その他先進国を選ぶ場合との大きな違いだと感じました。

実際にセブ島に行ってみた感想

セブ島での生活については、特に印象に残っていることが『セブ島の人々の優しさ』だったそうです。学校では多くの生徒がフレンドリーに話しかけ、手を振ってくれたり、休み時間にスポーツをするなどして活発に交流したといいます。また、街の人たちも笑顔で話しかけてくれる方が多く、生徒さんは日本とはまた違った優しさやフレンドリーさがあったと話していました。『フィリピンの人はおおらかでフレンドリー』という話はど様々な留学サイトで触れられる点ですが、実際にこういった体験談を聞くと、世間で言われているイメージは概ね合っているようです。

セブ島の治安

治安に関しては、怪我をさせられるような場面や、身の危険を感じることはなかったといいます。しかし、日本と違ってホームレスの子供が多く、そういったシーンを見ることでのショックがあったといいます。また、こういった子供たちにお金を下さいと話しかけられることがあったそうで、お店に駐在している警官が常に対応してくれたそうですが、そういった面での不安は多少あるでしょう。しかし、学生さん自身はそれらを怖かった記憶としてではなく

  • ・日本が恵まれていることを改めて感じた
  • ・世界の貧困の状態をまじかで見て、考えさせられた

と感じる機会になったと話していました。もしもセブ島を留学先に選ぶ際は、生徒さんにこういった状況に遭遇した時の対処法や、現地での貧困地域に近づかないようにするといった事前準備をすると良いでしょう。

セブ留学をしてみて『楽しかったこと』や『大変だったこと』

インタビューをした生徒さんにとって、留学先での出来事は全て楽しかったそうです。その中でも特に、現地の学校(南フィリピン大学附属高校)でたくさんのフィリピン生徒とバスケットボールで交流したこと印象的だったといいます。逆に大変だったことは生活面のことで、滞在したホテルの水圧が弱くお風呂に入りづらかったことや、フィリピンの水道水が飲めないことから、日本では当たり前に出来ていたことが出来ないといった点で大変さを感じていました。

セブ留学を通じて『学んだこと』や『変わったこと』

生徒さんはセブ島留学を通して『外国の人とコミュニケーションをとるには、英語力よりも会話したいという気持ちが大切』ということを学んだそうです。会話する気持ちさえあれば、今ならスマートフォンで単語を調べたり、ジェスチャーで伝えることもできると感じたといいます。こういった価値観を身につけられたことで『日本でも外国人と接する機会があれば積極的に話しかけにいこうと思う』と話していました。

特に思い出に残ってる出来事

セブ島は観光地としても有名で、観光客向けのアクティビティが充実しています。インタビューをした生徒さんも、休みの日に友達とホエールシャークウォッチングというアクティビティに参加し、ジンベエザメと一緒に海を泳いだことがとても楽しかったそうです。また、セブ島では日本のお祭りの屋台に似たナイトマーケットがあるため、学校終わりにそういった場所で現地の特産品や料理を食べたことが良い経験になったといいます。

セブ島での留学体験を今後どのように生かしていきたいか

今回インタビューをした生徒さんは、大学進学後にもう1度どこかに留学するつもりだといいます。そうして、最終的には英語を仕事でも使えるレベルまで上達させたいと話していました。こういった気持ちになれたのも、セブ島での留学体験がすばらしいものであったことが理由の1つだと話していました。

まとめ

今回、セブ島留学を経験した生徒さんとのインタビューを通して特に感じたのは、生徒さんがこの経験を本当に楽しんでいたということです。3週間という期間から、英語力の上達よりも外国の人と話すことへの価値観の変化や、日本の良さの再認識といった精神面での学びが非常に多かったようです。これらの体験をすることで、今後の英語学習や外国人との関わり方など、様々な面での変化があるでしょう。本記事がフィリピン(セブ島)留学を検討している方の参考になれば幸いです。